固まってゆく身体

おれの体
どうにかなっちまったい
かちかちに干物になるか
ならば水分が足りない
潤いが欲しい
手は痺れ足は他人のよう
神経が回路が狂って
次第に動かなくなる


おれの体
開かなくなっちまったい
閉じてゆく蛹のよう
変態してゆく
あれほど
飛んだり跳ねたりしていた
おれの体
かがめない立ち上がれない
走れない自転車に跨げない


おれの体
こちこちに固まって
このまま銅像になるか
生きたままブロンズにさせられて
広場に立っていたらいい


動かないと動かなくなる
枯れ木のように
立ったまま死んでいる